ウスキ エイイチ
  臼杵 英一   国際関係学部 国際関係学科   教授
■ 標題
  『21世紀の主権・人権および民族自決権』(21世紀の民族と国家〈第2巻〉)
■ 概要
  本書は、大東文化大学創立70周年記念事業「学術調査・研究」の一環として刊行されたもの。1975年インドネシアによる東チモール併合事件では、東チモール人民の自決権が問題とされた。若干のASEAN諸国は、この併合を事実上承認しているが、オーストラリアは、自国の政治・経済・戦略的必要から、東チモールをインドネシア領として「法律上の承認」を付与し(1979年)、さらに、東チモール側の大陸棚の石油・ガス資源開発のためにインドネシアと協力条約を結び(1989年)開発に着手した。これは、「独立」・「自由連合」といった選択肢や自決への民主的手続きの保証を自決権の内容に含めず、東チモール人民の自決権をインドネシアの主権の枠内での内的自治もしくは人権問題として限定的に理解しようとするものである。編者:越路正巳 分担執筆者:内田久司、辻村みよ子、越路正巳、丹宗暁信、小野幸二、尾中普子、川又伸彦、古川陽二、臼杵英一、石山文彦、野口昌宏、広井大三。臼杵は、第9章「国際法上の自決権と東チモール事件」を執筆した。総頁数 361頁中 257~ 298頁。
  共著   未来社      1998/03


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