タナベ キヨシ
  田辺 清   国際関係学部 国際文化学科   教授
■ 標題
  レオナルド・ダ・ヴィンチの《洗礼者聖ヨハネ》について-「形態」と制作年代-
■ 概要
  《モナ・リザ》とともにレオナルドが最晩年まで手を加えていたとされる神秘的な傑作《洗礼者聖ヨハネ》。当初、〈受胎告知の天使〉を構想していたポーズにドナテッロ、チェーザレ・ダ・セストさらにラファエッロ、コレッジョといった先達や後輩の画家たちとの影響関係を通じて〈洗礼者聖ヨハネ〉へと形態の発展をとげた本作品はレオナルドのローマ時代にあたる1514-5年に大部分が描かれ、その死の直前まで加筆されていたと確認し得る。そして《モナ・リザ》同様、謎の微笑をなげかける聖ヨハネにレオナルドは理想の人間像を託したと思われる。(総頁数577頁中131頁-141頁)
  単著   『大東文化大学紀要』〈人文科学〉   (第46号)   2008/03


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