オオタ マコト
  太田 眞   スポーツ・健康科学部 健康科学科   教授
■ 標題
  透析患者における心・血管合併症-心不全・透析心
■ 概要
  太田眞。透析患者の多くは拡張障害と前負荷が全面にでるいわゆる潜在的慢性心不全状態と考えられ、長年にわたり透析患者の死亡原因の第一位が「心不全」で独占されていることがそのことを物語っている。その中の難治性心不全の原因の1型として「透析心」が提唱された。拡張型心筋症(DCM)の概念の変遷にともない尿毒性心筋症とは一線をおいた「透析心」は安定透析を維持する上で臨床上重要な症候群である。心不全については虚血性心疾患および弁膜疾患が原因の場合は透析患者の特徴を理解すれば非透析患者と同様の方針で治療戦略自体は比較的容易である。しかし除外診断が最も大切な「透析心」においては腎移植が極めて有効な治療法の一つと現在のところ考えられている。
  単著   臨床透析17:1297-1306(2001)      2001


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