コバヤシ ハルキ
  小林 春樹   東洋研究所 東洋研究所   教授
■ 標題
  「元和改暦の受命改制的性格について-『続漢書』志類研究序説-」
■ 概要
  後漢初期の元和二年(85)におこなわれた元和改暦は、従来、『続漢書』律暦志の記述にもとづいて、「黄道や白道の正確な観測をもとに、太初暦の不備を補うために行われた純粋に実用的、科学的な事業である」と考えられてきた。しかしそれは『続漢書』律暦志の著者の見解を盲信した誤解であって、実際の改暦の背後には、識緯思想の神秘主義の強い影響があったこと、すなわち当該改暦には「合理的」側面と神秘的側面の両面があることを明らかにした。
  単著   財団法人無窮会「東洋文化」復刊第75号      1995/09


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.