コバヤシ ハルキ
  小林 春樹   東洋研究所 東洋研究所   教授
■ 標題
  「中国古代における『合理的』史学の成立-『漢書』律暦志から『続漢書』律暦志へ-」
■ 概要
  ともに暦学、暦法を論じた『漢書』と『続漢書』の律暦志であるが、前者が律暦思想という神秘主義的思想にもとづいているのに対して、後者は、観測や計算の重視という「合理主義」的思想を基本としている。因みに、前者が書かれたのは後漢前期であり、後者の祖本とされた蔡#0128#の『律暦意』が書かれたのは後漢後期である。したがってこの期間において〔神秘主義から「合理主義」へ〕、という、暦学思想上の大転換が起こったことが強く推測される。
  単著   財団法人無窮会「東洋文化」復刊第74号      1995/03


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