コバヤシ ハルキ
  小林 春樹   東洋研究所 東洋研究所   教授
■ 標題
  『三国志』の王朝観-『漢書』との比較を中心として-
■ 概要
  共著者は渡邉義浩大東文化大学教授以下、22名。著者は、「『三国志』の王朝観-『漢書』との比較を中心として-」という論文を275頁~290頁(全583頁)に発表し、以下のような議論を展開した。 『漢書』の王朝観は漢王朝、とくに後漢王朝の神聖性、永遠不滅性を主張するものであり、従って当該書の王朝観は王朝の滅亡を事明のこととして認めている時代史のそれとは一画線をへだてる、古代史なものであった。それに対して魏、蜀、呉三国、さらには三国を統一した西晋を含めて、それらをやがては滅亡するべき有限の存在であるととらえてそれらの歴史を叙述している『三国志』の王朝観は、『漢書』のそれよりも一歩、時代史に接近している。以上である。
  単著   「狩野直禎博士傘寿記念 三国志論集」   三国志学会   275-290頁   2008/09


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