ヤマネ ユウイチロウ
  山根 雄一郎   法学部 政治学科   教授
■ 標題
  カントと「ミスティシズム」
■ 概要
  「ミスティシズム」という語彙の成立が18世紀のカントにまで確かに遡り得ること、さらに、カントにおいてこの術語が、『歴史的哲学事典』が事実報告の水準で述べるように古来の「神秘説」と等価的に言い換えられる単なる同義語であるにとどまらず、むしろカント固有の理性批判の根本意図と密接する意義をもち得るものであることを、17・18世紀ヨーロッパにおけるミスティシズムとしてのキエティスムやピエティスムスの、神学者モスハイムの著作をあり得べき接点とする影響作用をも視野に収めながら明らかにした論文である。
  単著   大東文化大学紀要<人文科学>   (45),193-209頁   2007/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.