コジマ ヒデオ
  小島 秀夫   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  幇助犯における因果経過の齟齬―規範論的アプローチ―
■ 概要
  幇助者が認識していない正犯行為から結果が生じた場合、行動規範と制裁規範の問題を区別して幇助者の罪責を検討することが重要である。故意の対象が行動規範の問題であることに鑑みれば、結果に至る事前的な因果性のみ故意の対象となる。正犯行為の認識は択一的、概括的でもよい。制裁規範の問題としての結果帰属の基準は、故意帰属性の有無に求めるべきである。なお、幇助の因果性は幇助行為と正犯結果との間を対象とすべきだろう。
  単著   法学研究論集   明治大学大学院   (34),81-97頁   2011/02


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