コジマ ヒデオ
  小島 秀夫   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  共犯論における客観的帰属と故意帰属―いわゆる中立的行為による幇助の事例をめぐって―
■ 概要
  客観的帰属論を共犯論に転用する見解について、中立的行為による幇助の事例を念頭に検討を試みた。客観的帰属論は、危険創出行為が故意的に設定されたのか過失的に設定されたのかを問わず結果帰属性を判断するため、行為者が予見可能であるものの認識していない場合にも故意帰属を認めることになり、故意帰属性の判断基準が緩められ、故意既遂犯の成立範囲が拡大しかねない、不十分な理論である。結果を関与者の故意に帰属しうるかを検討することが極めて重要であることを主張した。
  単著   法学研究論集   明治大学大学院   (32),99-115頁   2010/02


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