コジマ ヒデオ
  小島 秀夫   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  正当化事由規定における「許容」の意味―正当化事情の錯誤に関連して―
■ 概要
  誤想防衛を典型例とする正当化事情の錯誤について、Tatbestand概念を整理しつつ、言語行為の観点から検討した。義務論理的四角形を維持するためには、総合的不法構成要件の理論(消極的構成要件要素の理論)や制限責任説は妥当ではない。回避可能な正当化事情の錯誤においては、行動規範論のレヴェルで問題となる故意が完全に否定されることはないが、故意不法の減少が認められる限りで、その点を制裁規範論のレヴェルで問題となる量刑(刑罰必要性)に反映すべきであることを主張した。
  単著   伊東研祐/小島秀夫/中空壽雅/松原芳博編『市民的自由のための市民的熟議と刑事法―増田豊先生古稀祝賀論文集―』   勁草書房   43-56頁   2018/03


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