コジマ ヒデオ
  小島 秀夫   法学部 法律学科   教授
■ 標題
  共謀共同正犯における実行行為概念の再検討
■ 概要
  本稿では、共謀行為は実行行為となりえないとする従来の前提理解を疑い、規範論に基づいて共謀共同正犯における実行行為概念を再検討した。極めて限定的ではあるが、共謀行為も実行行為そのものとして認められる余地があり、複数行為が潜在する事前共謀は、承継的共同正犯の裏返し、かつ離隔犯的構造を有している。したがって、実行行為に内在する構成要件的故意の有無が正犯性を決定づけるとする基準は、いわゆる共謀共同正犯が問題となる事例においても有効に機能するだろう。
  単著   大東法学   22(1&2),33-64頁   2013/03


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